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こんにちは「じょーえる」です。



 回はただの物語です。

あくまでもフィクションであり、実在する、人物、

地名、団体とは一切関係ありません。

いつもの噂でもありません。

テーマは「ある男の話」です。


 は売れない絵描きでした。

大成することを夢みましたが、世の中は

そんなに甘くはありませんでした。


やがて世界を巻き込む大きな戦争が始ま

り、男は兵士としてかり出されました。


男はあらゆる場所へ伝令を運ぶ役を任され

ましたが、戦地を駆け巡る為、とても危険な

任務でした。


ある時、塹壕で敵からの攻撃を防いでいると、

男の耳に声が響きます。

「今すぐ、その場から逃げろ」

男は塹壕から飛び出ると、すぐに先ほどまで

いた塹壕に敵の爆弾が落ち、仲間は皆死に

ました。


男は自らが、選ばれし特別な存在である事を

認識していきました。

「自分は神から守られている、選ばれた者」

臆病で卑屈だった男は、みるみる増長し、

いつしか人が変わったかのように精悍な

顔つきになりました。


国は戦争に負け、豊かだった土地は他の国

に蹂躙されました。


世界の最貧国へと陥ったことで、人々は希望

を失い、誰もが救世主の登場を待ちわびる

ようになりました。


同じ頃、遠く離れた東の国で、一人の紳士が

大層な組織の一員として招かれました。

外国人としては異例でしたが、とても優秀な

紳士は許されました。


そこには遥か昔から続く深奥とも呼べる話が

数多く封印されていましたが、その一部の話

を伝授された紳士は国の復興のため、祖国

へと戻ります。


そこで、紳士はある小説家の書いた書を手に

男に出会います。

男は紳士の話と小説を事実と信じ、国を立て

直そうと立ち上がります。


男は政治家になり、国を変える為に自らの

政党を立ち上げます。

自分達は特別な人種であり、世界に君臨す

るに相応しいと人々を先導します。


圧倒的なカリスマ性をもった男の出現に、

救世主を求め続けた人民は心を奪われます。


やがて男は様々な後ろ盾と、数々の偶然の

ような奇跡によってトップへと躍り出る事に

なります。



 は人民の心を鷲掴みにし、誰もが戦争

で失った多くの苦しみから解き放たれること

を期待させます。


世界は更に大きな戦争へと動き出そうと

していました。


ある日、男は側近の手によって地下深くに

ある秘密の場所へ連れて行かれました。


それまでも様々なオカルト的な事をさせて

いた男ですが、その時だけは今までと違い

ました。


地下には幾人かの人間と、巫女がいました。

男はそこで奇妙な体験をします。

男の体に何かが入り込んだのです。


それは男が今までも何度か体験していた

ものでした。

男は奇妙で、何よりも恐ろしい体験をしたと、

後に語ります。


男は今まで自分を守っていた存在が、天から

の使いだと思っていましたが、逆の存在であ

ることに恐怖を感じます。


それ以来、男はその場所に立ち寄る事は二度

とありませんでした。


様々な探索と探検隊の功績により、地下にい

た巫女達は連れてこられました。

巫女達は時代と似つかわしくない知識と力を

持っていました。


彼らがもたらした技術は、世界の技術レベル

を遥かに超えたものでした。

世界の技術の根底を覆すほどのもの、時代

が一気に数十年も進んだ技術は世界を驚か

せます。


現代でもその技術から流用されたもので溢れ

ています。


エネルギーの問題を一気に革新的なものに

変えた技術は、やがて世界を破滅へと向かわ

せる危険極まりないものでした。


しかし、戦争は終りを告げます。

様々な思惑の中、その国と同盟を結んでいた

国に破滅の光が落ちたからです。

あれだけ最強を誇っていた国ですら、正義を

盾にする者達には敵いませんでした。


皮肉にも同盟の国に二度落ちた光の最初の

ものは、技術の最先端を誇っていた男の国が

開発したものだったといいます。


多くの技術は戦勝国と呼ばれる国に奪われる

ことになります。

技術を知る天才達も一緒に国を移ります。


その中で、圧倒的なカリスマを誇った男は自ら

命を失います。

世界はそれによって平穏が保たれたと安堵し

ました。


しかし、男は命を投げ出すようなことはしません

でした。

替え玉に摩り替えられた間に、男も様々な技術

や天才達と一緒に、ある国へ招かれました。


その国は男と敵として戦った、最も強い力を持つ

ことになる国でした。

極秘の中でその国に招かれ、裏から様々な力を

発揮する事になります。


男は自らの国を失いましたが、新たな国が男の

力を引き継ぐ事になりました。


世界一の技術と、知られざる知識の深奥を手に

入れた国で、男は今も息をしています。

とてつもなく長く生きる巫女と共に、男は次の

寄り代が現れるまで生かされています。


男はただの傀儡だったのかもしれません。

それはとても恐ろしいことです。

とても恐い話です。


世界一の国は、正しい事をしていると本気で信じ

ている者達と、それを操ろうとする絶対の悪意に

よって動かされいます。


この世界に神はいるのか?

かつて神国と呼んだ国の住人でさえ、信じる者は

ほとんどいません。


ほんの数十年前まで信心深かった住人達が、科

学的でない、という理由だけで信じなくなったのに

は理由があります。


信じさせる教育を洗脳と呼びます。

逆に信じさせないようにする教育も洗脳と呼ぶ

のです。


それを仕掛けている者が実在したら、恐ろしい

話です。

その国の住人は、自ら地獄へと落ちようとして

いるのですから…


これは噂ではなく物語です。

フィクションであり、実在する人物、地名、

団体とは一切関係ありません。


お楽しみいただけたでしょうか。

三流小説にもならないお話でした。


機会があれば、今回書けなかった話を書き

ましょう。

では、また…



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